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5回目の投稿をさせていただきます。
メタルワークス山下元気です。
今回は『断熱と遮熱』について書きます。
前回少し書きましたが今回はさらに詳しく書きたいと思います。
真夏の夜の屋内。
外は少し涼しくなっているのにも関わらず、屋内は暑い。こんな経験ありませんか??
ではなぜ暑いのか?
一度は考えた事がありますでしょうか?
ちなみに私は仕事柄すごく考えた事があります(笑)
身近にある暑さの原因を思い浮かべると・・・
最も熱があるのは太陽ですよね!
ここで問題があります。
太陽の熱が暑さの原因とするなら、日本で最も高い富士山の山頂を想像してみてください。
太陽からの熱が届いているのであれば、富士山の雪は一番に溶けるはずです。
地上の雪が溶けても富士山の雪は溶けてないですよね。
ちなみに太陽の表面温度はご存知でしょうか?
これは約6000度と言われいます。
ではここで質問!約1億5000万キロ離れた赤く輝く太陽、実際は何度ぐらい届いていると思いますか?
答えは、なんと0度です!
6000度が届いていたら大変ですもんね。
では、太陽から何が届いて暑いのか。
答えは「太陽から発する電磁波」というものが届いています。
この電磁波が物体の分子と分子がぶつかり合い分子運動を起こし
「輻射熱」
を放出します。
暑さの本当の原因は「輻射熱」なんです。
建物の暑さの原因の75%が輻射熱と言われています。
一般的な住宅では、断熱材があるから熱を通さないのでは?
と思われがちですが、断熱材では輻射熱を10%ほどしか反射しません。
残りの90%は屋内に流れてくるんです。
寝ている間に熱中症になってしまった。
と話に聞いたことがありますが実はこれが原因の可能性があります。
ではこの暑さの原因の75%をどのように対策するのか。
対策素材として弊社がお勧めするのが「遮熱材リフレクティックス」です。
リフレクティックスは
輻射熱を99%反射します。
この反射率以上の素材はありません。
他で反射率が高いのが金98%、銀99%。
さすがに金や銀を建物全面に張れませんよね(笑)
建物の輻射熱の比率は75%なので、これを防げれば夏の暑い日でもかなり快適に過ごせて、エアコンの温度も下げすぎる事も少なくなり、CO2削減にも貢献できるはずです。
次回は『板金工の技術』について書きたいとおもいます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。