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こんにちは!今回は山下元気がブログを書きます。内容は「建築板金技能士」について書きます。
我々メタルワークスの職種は建築板金です。建築板金の資格があり、それが建築板金技能士です。板金技能士には、一級、二級、三級とあります。僕は去年の11月に一級建築板金技能士に合格しております!
みなさん建築板金技能士はご存知でしょうか??建築板金技能士とは、国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県職業能力開発協会が実施する、建築板金に関する学科及び実技試験に合格した者をいいます。一級になると実技試験が更に難しくなります。
一級実技試験の内容は、落とし口のついた谷どい状の製品を1枚の板金板から手作業で製作します。
採点の仕方は減点法で1mm違えば1点減点されるほど厳しい採点です。もちろん化粧性も問われます。試験時間は4時間30分で、流れは①ケント紙に展開②ケント紙から板金板に写す③写した形の通りに板金板から切り出す④切り出した製品を曲げる⑤はんだ付け→完成です。この流れを自分で時間配分して進めます。
僕は主に、①と④に時間を掛けました。④は、みんなが時間を掛けるところですが①に時間を掛けた理由が、一昨年に二級建築板金技能士の実技試験で間違えて落ちてしまったことにあります。ケント紙に展開する際に10㎜小さく書いてしまい、更に確認を怠った結果そのまま製作してしまったのです。最後に寸法チェックをして間違いに気づいた時の絶望感は、一生忘れないと思います(笑)
その当時、来年は二級ではなく一級を受ける決意もしました。この様な経験から①の展開は慎重にやり、その他も丁寧に確認をしながら順調に進み無事合格しました!
建築板金技能士の試験を通して思い出すのは、やはり二級建築板金技能士の10㎜間違いですかね(笑)ですが、その間違いのお陰で普段の仕事で製品を作る際に寸法チェックを怠ることが無くなりました。資格に挑戦する事は、たとえ間違いや失敗しても本人次第で大きく成長するのは間違いないです!まだまだ建築板金技能士以外にも資格はありますので、挑戦して行きたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。