年末になると、現場も気ぜわしくなる。でもそれ以上に、気持ちがざわつく時期でもある。
今日は、実習生と一緒にアパートの大掃除をした。正直、仕事のように段取りが決まっているわけじゃない。誰が何をやるかも最初はバラバラ。
でも、ほうきを持つ人、ゴミ袋を運ぶ人、黙々と水回りを磨く人。いつの間にか現場と同じ空気になっていた。
不思議なもので、人は一緒に汗をかくと距離が一気に縮まる。
実習生にとっては、日本での生活も仕事もまだ不安だらけだと思う。言葉も文化も違う中で、このアパートが帰る場所になってくれたらいい。
大掃除は、ただの掃除じゃない。ここからまた新しい一年を始める」という区切りをつける作業だ。
床を磨きながら今年の失敗や、うまくいかなかった現場のことも少しずつ流れていくような気がした。
来年も簡単な年にはならない。でも、このアパートで寝て、この会社に集まって、また一緒に現場へ向かう。それだけで十分にチームだ。実習生もベテランも関係ない。同じ屋根の下で同じように働く仲間。
年末の大掃除で、少しだけ来年が楽しみになりました。
来年もよろしくお願い致します。